2011年9月23日金曜日

おかしな国 日本




以前にも書きましたが、昔、阪神大震災で幼い息子が亡くなった時の事です
未だに忘れられないのが、諸外国からの救援隊の申し入れを「今回の災害は、日本経済に数%の損失にしかならない」と言って断った事です。

悔しかたですね
火葬場は予約待ち、高額な葬式費用。子供用の銀行口座も解約したら贈与税を取られる・・・。
積み重なる失意の中、私の息子が亡くなったのを国の数%の損失と云われた気がしました。





今回の東北の大震災についても、被災者の神経を逆撫でする内容が頻繁に出ているのを感じます。
被災の渦中に居る人は、傷の種類の違いは在るものの息をするのが精一杯で喧嘩する余裕すら無いはず。

そこに新鮮な空気を入れて、重い腰を押してあげないと先にも進めない。

福島の原発事故で、静岡産のお茶がフランスから突っ返される程の広範囲且つ複合型の大災害。
これは、国が早く方針を出さないと駄目だというのは誰もが知っている事。
使い道が決定している国予算も、想定外の事態なので、それは後回しでしょ~?
他国の団体への援助や寄付金、CO2対策等々、これも全部あと

震災直後に、ここのブログで言い始めてた内容を改めて動画にまとめてみました。
(建築が専門なので、専門分野を突き詰めると長くなるので簡略な内容に留めてます)


国際社会は、今、日本がどう動くか注目しています。
役人と財界のバランスで成り立つ平和ボケした縦割り社会では無理なのかなぁ・・・(ボソ

心ある人に届き、何かの起爆剤になれば幸いです。

(冒頭の写真は気仙沼の震災前の写真を加工した物です)

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