2011年10月19日水曜日

福島の復興

■最近、ドバイの事を調べてみた。

油田が発見され裕福になったが職が無く、将来が不安に
(働かなくても生活できる国・・・ある意味羨ましい事です)
  荒れた漁村や農村、砂漠を観光都市に作り変え、職を創出。
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  多岐にわたる投資家を優遇して集め、外貨を集中させた。
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  世界に類のない一大観光都市に発展。
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  リーマンショックで投資家達が手を引き、ドバイ危機説が囁かれた。
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  しかし現在、空港やホテルは超満員の状況を続けている。


■福島についても考えてみた。
  地震、津波、放射能汚染が有り、仕事は無くなり、膨大な更地が残った。
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現況をまとめ、安全な地域とそうでない地域を明確にする。
福島原発を安全な形で停止させる。
汚染物質は、危険区域内に集積し、時間をかけて除染する。
  復興財源を使い、福島だからこそ出来る自然エネルギーとスマートグリッドによる
   未来都市の中核を造り、職を創出。
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  研究所や集会施設、宿泊施設等を誘致し、民間投資家達を優遇し、観光資源を利用した
  新しい集客効果を図る。
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  世界が驚くモラルの高さに街の魅力を足し、復興モデル地域として世界から関心を集める。
      
原発や放射能、それから天災やCO2に関して話し合うコンベンションホールを用意。
世界中から投資家を誘致し、観光、リゾート地としての機能を持たせ、自然エネルギー
を使った新たな経済の復興拠点とする。


マイナスのイメージを払拭させるには、民間投資家を巻き込んだ大胆な発想が必要です。
目先の事だけでは無く、その先の事も考えておかなければ本当の復興は有り得ません。

この不景気の中、単に以前の状態に戻すためには、国民全体への増税や電気料金の値上げが最終手段になる事は火を見るより明らか。

以前に戻すだけで、膨大な費用と時間、危険性が伴う。
除染作業も、大々的と言いながら、1件ずつ開始され、Tシャツを着た除染作業員の安全性や汚染物質の処理方法すら確立していない。全ての作業完了までの年数を考えると、少なくとも私が生きている間に終わりそうもない予感。

どうせ金を使うなら、住区の安全性を高め、魅力的な街にし、尚且つ外貨を稼げる程の前向きのビジョンが欲しいものです。

目先の事として、まず基本形の提案は以前紹介した動画にまとめてます。

ここから先のビジョンが、もっと大切!。

        < 関 西 在 住 の 建 築 家 か ら の 遠 吠 え >


      国が、ボランティアでは無く、本気で復興プロジェクトチームを募集してくれたら
   会社辞めて行っちゃおうかしら(ボソ^^;


(何年もかかる作業は、ボランティアでは出来ない。今ボランティアしてる人、言葉足らずでゴメンナサイ ><・・・汗)





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